石井規雄の支援事例
一人ひとりの強みを、チームの営業力へ。
営業の経験と専門知識を持ち寄り、顧客に届ける価値と目指す方向を共有。重点顧客の台帳づくりに着手し、組織で対応するための行動を具体化しました。
支援の概要
- テーマ
- 組織営業・顧客情報の共有
- 担当
- 石井規雄
- 一緒に整えたもの
- 顧客に届ける価値の整理、営業施策と行動指標、重点顧客の台帳
この事例のポイント
- 部門ごとの経験を、顧客に届ける価値として整理
- 売上を行動に分解し、営業で見る指標を検討
- 重点顧客を選び、情報を入力・共有する取り組みへ
相談の背景
幅広い対応力を、会社全体の力にしたい。
幅広い商品や専門知識を持ち、顧客のさまざまな相談に応えられる企業がありました。一方で、得意な分野や顧客との関係は担当者によって異なり、情報も十分に行き渡っていませんでした。会社としてできることを、個々の営業担当者がすべて届けられるとは限らない。持っている力を組織で使うことが課題でした。
石井規雄は、営業部門への聞き取りと、社員が参加する研修を組み合わせて支援しました。経営の方針を、日々の営業で何をするかへつなげるためです。自社の強み、顧客の困りごと、競合との違いを持ち寄り、チームで目指す営業の形を考えるところから始めました。
石井の支援と取り組み
変化につながった、具体的な関わり。
現場の経験を持ち寄り、強みと課題を言葉にする
研修では、普段の仕事を知る社員が、自社の強みと弱みをグループで整理しました。取扱範囲の広さ、仕入れや提供の力、細かな対応。その一方で、知識が個人に偏ること、連絡が十分に届かないこと、見積もりへの対応など、現場で感じる課題も挙がりました。
石井は、挙がった言葉を日々の具体的な場面へ掘り下げました。顧客は何に困り、自社のどの対応が役に立っているか。拠点や担当分野による見方の違いを持ち寄り、自分の仕事だけでなく、会社全体の対応力を考える場にしました。
商品を売ることから、顧客に届ける価値へ
次に、顧客が自社を選ぶ理由を考えました。商品や価格の特徴に加え、相談の窓口がまとまり、必要な対応が進み、顧客の手間を減らせること。社員たちは、自社の幅広い対応力が顧客にとってどのような価値になるのかを整理しました。
その価値を会社として届けるため、営業部門が目指す方向を共有しました。担当者の得意分野を活かしながら、チームで相談に応える営業です。石井は、顧客情報の共有、商品知識、役割分担など、目指す対応に必要な条件を具体的に挙げるよう促しました。
売上を、日々の営業で動かせる要素に分ける
石井は、売上を数量、単価、提案する範囲、成約につながる割合などに分けて考える方法を示しました。社員たちは、拠点ごとの営業の特徴に合わせて式を組み立て、訪問や見積もり、提案のどこに働きかけるかを検討しました。
成果の数字に加え、その前にある行動を捉えるため、営業で見る指標の候補も整理しました。石井は、既存の会議資料を活かし、現場が扱える報告の形にする方針を提案。新しい帳票を増やす前に、何を見れば次の行動を考えられるかを絞り込みました。
重点顧客の情報を、チームで扱う取り組みへ
会社側は、重点を置く顧客を選び、台帳への情報入力を始めました。拠点ごとに顧客をリストにし、分かっている情報を記入して、共有フォルダで扱う取り組みへ進みました。石井は進捗を確認し、購入しているものや競合との取引など、提案に必要な情報を充実させるよう助言しました。
あわせて、社員たちは営業施策の案を出し、部門の責任者を中心に顧客台帳の書式や勉強会の企画を検討しました。顧客を知ること、仲間の専門性を活かすこと、提案を具体化すること。目指す営業の方向が、情報を集めて共有する行動と、担当者が進める計画につながりました。
生まれた変化
営業の方針が、顧客の情報と具体的な行動へ。
社員が自社の強みと顧客に届ける価値を話し合い、営業部門の目指す方向を共有しました。売上につながる要素と行動指標を検討し、重点顧客の選定、台帳への入力、情報の共有に着手しました。
個人が持っていた経験を、会社で考えるための材料にする。顧客の情報を持ち寄り、チームでどのように提案するかを具体化する土台ができました。
支援で大切にしたこと
方針と、現場の経験を行き来する。
石井は、方針を示すだけでなく、現場が持つ経験から顧客価値を見つけ、目標を営業の行動へ翻訳しました。グループで考える場と進捗を確かめる場を重ね、会社側が情報を集め、施策をつくる過程に伴走しました。
強みを言葉にし、数字で考え、仲間と行動につなげる。一人ひとりが持つ力を組織の力へ変えることが、結い経営の支援で大切にしていることです。
石井規雄の考え方とプロフィール石井規雄が担当した支援事例を、企業のプライバシーに配慮して紹介しています。
石井規雄への初回相談
社員の強みを、会社の営業力にしたい方へ。
顧客情報が担当者に偏っている、部門を越えた提案を増やしたい、方針を日々の行動につなげたい。今の営業の進め方から、石井規雄と一緒に整理しませんか。
組織営業と情報共有を相談する初回相談は無料です。お問い合わせには通常2営業日以内にご返信します。
