石井 規雄

Norio Ishii

プロフィール

石井 規雄(いしい のりお)
ビジネスコンサルタント&コーチ
経済産業大臣登録 中小企業診断士
PHPビジネスコーチ(上級),チームコーチ

結い経営株式会社 代表取締役
株式会社でかいうつわ 取締役
山城萱葺株式会社 取締役
京都市ソーシャルイノベーション研究所(SILK) イノベーション・コーディネーター
一般社団法人京都府中小企業診断協会 理事

写真7 (863x1024)

 奈良県生まれ、京都市在住。立命館大学経営学部卒業
新規事業における営業マーケティング支援の専門家
中小企業診断士として、創業・スタートアップ支援から事業再生・経営改善まで幅広いステージの企業を数百社支援してきました


自己紹介

新規事業における営業マーケティング支援の専門家。

中小企業診断士の石井規雄です。
創業者・起業家、新規事業責任者、後継者などが事業を立ち上げる上での最大の課題。
それは「顧客開拓」

事業を立ち上げたけど、うまく顧客開拓が進まない。
どうすれば売れるか、どうすれば見込み客に出会えるかという相談が圧倒的に多い。

私は質問します。
「誰に、どんな価値を提供するのか、明確にですか?」
顧客開拓の前に、戦略やマーケティングを立て直すことが最短の近道です。

新卒で入社したコンサル会社では、毎日電話でド営業。
形のない商品を実績もない若者から購入してくれる顧客はいません。
ある時気が付きました。
「売ろうとすると顧客離れる、お役に立とうとすると相談してくれる。」

重要なのは商品ではなく、価値の訴求

現在では新規事業における営業支援の専門家として、自らの実践で得た経験と、
様々な業種業態の企業でのコンサルティング実績を活かして、経営者の夢を形にするお手伝いをしています。

支援実績

セミナー・研修実績


茅葺き職人がコンサルタントになるまで

就職活動の時、私は茅葺き職人を志しましたが、新卒で東京の経営コンサルティング会社に就職し、コンサルタントになりました。全ては親方の言葉がきっかけです。

大学4年間、縁あって茅葺きに出会い、課外活動のほとんどを茅葺きに捧げました。そのまま茅葺き職人になるものだと思っていましたが、採用面接で不合格になったのです。不合格の理由はこうでした。

「茅葺き業界は今後ますます縮小し、将来この仕事が残っているかどうかわからない。本当にいいのか。この仕事に戻って来たければいつでも歓迎する。しかし今ではない。」

「新卒という一生に1度の機会。他の世界を見て社会を経験して、それでも茅葺きに戻ってきたければその時でもいいのではないか。」

そこで私は経営コンサルタントになることを決めました。いつの日か、茅葺き業界の新たな市場創造・価値創出を図ることができればと考え、コンサルティング業界に足を踏み入れたのです。

そして、5年間の東京生活を経て、中小企業診断士の資格も取得し、再び茅葺きの世界に戻ってきました。しかし、修行を始めた3年後、衝撃の事実に直面します。職人としての致命的な欠陥である茅アレルギーが発覚し、職人の道を断念せざるを得なくなったのです。

正直、この先どうすればいいのか、人生の大きな目的のようなものを失って、目の前が真っ白になりました。数ヶ月悩みましたが、これまでの自分の人生を振り返った時、きっと自分にしかできないことがあるだろうと考え、職人という道ではない違う形で茅葺き業界に関われたらと思うようになりました。

同時に茅葺きの世界で感じた経験は、きっと現代社会や企業経営のヒントになる。直感的にそう感じ、再び経営コンサルタントの道に戻りました。